
WORK STYLEベルフェイスの働き方
2018.08.08
そうだ、福岡、行こう。ベルフェイスにはリモートワークという選択肢がある
まず始めに、周囲の人の理解があったからこそ、できた判断だった。多くの方に感謝を込めて…

実は、ベルフェイスにはリモート・在宅ワーク制度があります。今回はその話をします。
迷える喜びとダンベルの重さ
「福岡帰るか迷っているんですよね」
僕は普段から通っているパーソナルトレーナーに話をした。心のどこかでもう答えは決まっていて、結局は、背中を押して欲しいだけだと自分でも思いながら言葉にしていた。
「僕なら迷わず帰りますね」
トレーナーはゆっくりと重りを追加して、僕の背中を押してくれた。
おいおい、この重さはキャパオーバーだろ…そんなことを考えながら僕はゆっくりとバーベルをあげた。
「明日朝一で福岡に帰ります」
僕はその帰り道、社長にチャットワークで連絡を入れた。
次の日の始発の便で福岡に帰ることにした。
知らせは突然に…
大事な友人が倒れた。脳梗塞だった。その知らせを聞いたのは数日前。まぁ手術後に帰れば良いか!と思っていたが、心のどこかでモヤモヤがあった。
同じ福岡の小学校で同じバスケ部だった。彼が一緒にバスケしようよ!って言ってくれなければ今の僕はいない。
手術後に最悪の想定をしたくはなかったけど、結果的に「今帰る」というのが最良の選択になった。
ただ、ど平日。大人になると仕事や家族、いろんな責任が出てくる。
学生みたいにノリで麻雀に行く、合コンに行く、オールするとはわけが違う。
決して学生を皮肉っているのではなく、それだけ責任ある仕事をしているということである。
ちなみに僕が大学の頃に言われて一番嫌だったのは「悠蔵、ノリわるっ」だった。
だから誘われたら基本的に僕はノリで行動する。違う、そんな話ではない。
仕事を理由に行動範囲を狭めたくないという想いはきっと誰しもが持っていて、でも責任感があるからいつだって、判断に迷うものだと思う。
僕も例外なくその一人ではあるけども、いつもここぞ!!というところの判断って「自分が何を大事にしているか?」という軸で判断をして来た。有給取ればいいじゃん!と声も上がりそうだが、そうはいかないのが社会人である。
結局、僕が出した答えは、これ。
「友人に会うために福岡に帰る。でも仕事はする。友人も大事だけど、仕事も大事。」
シンプルにこの二つを追いかけることだった。僕のストレングスファインダーの1位は「包含」である。
仲間はずれは嫌い、すべて包んで、含むのだ。
リモートワークの実行

これが僕の当日のスケジュール。
面接が3件。社内MTGと1on1が1件ずつ。これをどうリモートにするか。
下記のように対応。
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■面接:ベルフェイスにて対応
■社内MTG:zoomにて対応
■1on1面談:ベルフェイスにて対応
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全て上手くいった。というよりも、本当に何も起きずに終わった。
僕はその日のほとんどを博多駅のカラ館で過ごした。←この話はまた別の機会に。
リモートワークは想像以上に簡単で、かつ、普通にできるものであることの証明になった。
リモートワークを推進するための3ステップ
ただ、一筋縄にはいかないのが、この難しさである。で、結果的にこれ。
1:常識を疑う
リモートなんて、いやいやそんなの候補者に失礼だよ…魅力とか伝わるの?とか言われそうだが、マジで疑って欲しい。
そんなことはない。事実、この日面接をした人が昨日内定が出て、8月から働くことになった。
少なくともこの事実はリモートによる機会損失にはなっていないことの証明だし、その場で資料を一緒に見ながら、会社の説明もできる。つまり、ちゃんとアトラクトもできているのである。
そもそも、対面でなければいけないという思い込みを捨てて欲しい。非対面でもやれることは多いし、むしろ、非対面の方が良いこともある。
2:デフォルト感を出す、リモートにした理由をちゃんと伝える
こっちも初めて、あっちも初めてだと緊張をする。それはいかなる時もである。
だから事前にこれが当たり前感を出す。交通費や移動にかかる時間を考えるとリモートでやった方が良いに決まっている。ちゃんとこれを説明する。
今回、リモートにした背景、理由を伝え、これがうちのデフォルトだよってスタンスで話をする。
面接時に「うわーこんなに簡単につながるんですね!初めてですぅ〜」と言わせればもう何も不満は生まれない。
こんなの初めてと言われて嫌な気がする男はいないと思う。
いやそうではなく、小慣れた感じを出すことで大人の余裕をも見せることもできる。
3:システムをうまく使い分ける
結構これが大事だと思っている。1on1のコミュニケーションで使うシステムと複数拠点のMTGで使うシステムを分ける。
■1on1の場合:ベルフェイスを使う。
社内システムの宣伝になっていて、少し気がひけるが、結局、良いものは良い。
顔も見れるし、電話が途切れないし、資料も共有できるし、メモもできる。
相手のITリテラシー低くてもカメラ付きのPCを持っていて、インターネット環境にいれば誰でも繋がれる。
資料を事前に登録しておけば、面接の中で自然とアトラクトもできる。これは強い。
例え、ネット回線が切れても電話でそのまま面接することも可能なので、これはリスクヘッジにもなる。
ただ、注意しなければいけないのはあくまでto B向けのプロダクトであるということである。
■複数拠点の場合:zoomを使う。
悔しいけど、複数の拠点を結ぶ時はzoomが個人的には一番優れているシステムだと思う。
社内で複数拠点を使う時は、事前にインストールやID発行しておけば気楽に使えるので、よくMTGをする人たち(社内の人)とかであれば、非常に良い手段である。
目的と繋ぐ相手によって使用するシステムを選定すべきである。それぞれのシステムに良し悪しはあるので、特徴を捉えて、使い分けをすると非常に有効だと思う。
大事なものを大事にできる人になりたい

大切な人が倒れた時、今すぐ誰かに会いたい時、文字通り、飛んでいきたいとき、人には色々と試される時があると思う。
その時に「仕事だから」という理由でスルーをするのはあまりにも悲しいことだと思う。
仕事も遊びもすべてひっくるめて自分の人生なのだから。
「選択できる」=Choosableな状態こそが幸せな形だと思った今日この頃である。
「Choosable」これを言いたかっただけかもしれないが、選べる幸せというのは間違いなく重要。
広瀬すずと広瀬アリスはどっちと付き合いたい?これはすごく幸せな質問なのである。この質問が現実的になることはなかなかないが、選べるというのは幸せだ。ちなみに僕はどちらも好きだ。もっというと一番好きなのは中村アンだ。
リモートワークは周りの理解と自分の想いでできるものであるので、是非ともChoosableな世の中を作っていきたいものである。
少なくともベルフェイスはリモートワークを全員に権利として渡している。
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