ベルフェイスでは、2020年4月に新卒2期生が入社しました。
新卒社員は入社後半年間インサイドセールスチームにてプロダクトや会社理解を深めた後、本部署配属となりますが、今年から初の試みとして、本人の希望部署にアプローチを行い本配属を決める”社内就活プロジェクト”が実施されました。
今回は、実際に社内就活を行った新卒2期生である双川 皓紀(ふたがわ こうき)さんのインタビューとともに、本プロジェクトを紹介させていただきます。
オーナーシップをもった部署配属
ーーコロナの影響を大いに受けた期間だったと思いますが、まず入社半年を振り返ってみていかがですか?
双川:振り返ってみると最初は本当に大変でした。
今年はコロナの影響があり、入社式から研修、インサイドセールスの業務まで全てオンラインで行っていました。新卒として入社し、初めてのことばかりで戸惑う中、、”オンラインだから自分の隣に人がいない”ということで、はじめのうちは上司や先輩との距離のとり方に苦労しました。
ただ、同期に関しては、全員置かれている状況が同じということもあり、運命共同体のような感じで、同期同士で情報共有をし合ったり、助け合うことができたので団結力は日に日に上がっっていったと感じています。
また、オンライン就業も慣れてくると他にも良い面が見えてきて。
仕事中はずっとビデオチャットを繋いだ状態にしているのですが、先輩の業務を邪魔せずに(業務の様子を)観察できたり、オンラインという状況は皆同じということをお互い理解していたので、先輩にも相談がしやすかったです。大変ではありましたが、今ではポジティブに捉えられています。
ーー社内就活を聞いた時、最初はどう思いましたか?
双川:率直に「ベルフェイスっぽいな」と思いました。
というのも、多くの会社では「なぜこの部署なのか」が伝えられず、会社都合での配属が当たり前な中で、社内就活制度はベルフェイスが大切にしているオーナーシップを持って新卒が行動を起こせる機会だと感じたんです。
また、私は就活の際にベルフェイスの人事の方が一人ひとりのキャリアに向きあってくれる姿勢に惹かれていたので、今回の社内就活プロジェクトも新卒一人ひとりのキャリアに会社が向き合ってくれていると感じました。
なので、自分の考えや個性がしっかり会社にアピールできる機会をもらえて、キャリアを考慮した上で配属先が決められるのはとても魅力的でした。
ーー社内就活では、希望の配属部署を自分で決めていく必要があると思いますが、双川さんはどのようにして部署を決めましたか?選考過程などについても教えて下さい。
双川:発表された部署候補は5つあったのですが、私の場合はじめから「行きたい」と思っていた部署は3つまで絞れていていました。そこからは「ベルフェイスで自分が秀でている部分」と「やりたいこと」にフォーカスして1つに絞りました。
選考では、まず希望部署の方にメッセージを送って、業務内容などについて情報収集を行い、その後希望部署の責任者と30分ほど面談をしました。
その責任者の面談スタイルにもよるとは思いますが、面談は就活とは全く違う形で、
”自分の軸や大切にしていること”、”業務で評価されている点”など自己アピールが中心でしたね。
自分に自信を与えてくれた期間
ーー社内就活を行う上で工夫したことや大切にしていたことを教えて下さい。
双川:自分の希望部署に行きたいと思うのはもちろんですが、「どこの部署だったら一番会社に貢献できるか」というのを念頭に置いていましたね。
そのため、面談の自己アピールでも、自分の(業務評価である)360度評価をマネージャー陣に開示して、自分の強みだけではなくて、弱みもきちんとお話ししていました。
自分の思いや特性をきちんと開示した上でマネージャー陣が自分にあった部署、自分が一番会社に貢献できるであろう部署に配属してくれるだろうと腹をくくっていた部分はあります。
ただ、自分の希望や意思をちゃんと伝えられなかった部分もあったのでそこは少し反省しています。
ーーこの社内就活を通して自分の中で変化や気づきなどはありましたか?
双川:今回のプロジェクトを通して、改めて自分に自信がつきました。
これは自分の中でやりたいことを明確にでき、自分の強みを改めて認識して面談に挑めた部分が大きいと感じています。
これだけきちんと自己分析をしてアピールをしたからこそ、自分は「この部署で自分の強みを活かせる!」と胸を張って言うことができます。
また、社内就活のために情報収集をする過程で、社内でもいろんなキャリアの歩み方ができることを実感しましたし、各部署の理解も深まりました。
ベルフェイスは分業型であるTHE MODELの業務体制を敷いていますが、分業型とはいえ部署間の連携は必要不可欠なので、他部署を深く知ることができたのはとても良かったと感じています。
ーー社内就活で双川さん個人だけでなく、同期のつながりにも変化はありましたか?
双川:今回の場合、誰かの第一希望が決まったら他の誰かがいけなくなる形ではありましたが、蹴落とし合いではなく、同期みんなで協力しあっていましたね。
「面談でこういうこと聞かれたよ」とか「こうやってアプローチしたよ」とかみんなで情報共有をしました。そういう意味では、社内就活で同期の絆はより強まったと感じています。
ーー最後に10月からの配属に向けて意気込みをお願いします!
双川:実は、正式な配属は10月からですが、9月の時点で新しい部署の研修や説明等がはじまっていて、自分の現部署での目標も達成しなければいけない中、10月にむけての準備も行っています。
ただ、今は新しい部署で、ずっとやってみたいと思っていた業務に携われるのが楽しみです。ベルフェイスのメンバーの一人として、会社に貢献できるように頑張ります!
最後に
双川さんのお話を伺っていて、コロナの影響による完全リモート体制や社内初の試みとなる社内就活に対してもとてもポジティブにとらえている姿が印象的でした。
また、オーナーシップなど、社内就活はベルフェイスの大切にしている価値観を実践するためのステップになっていることも垣間見れました。
社内就活を乗り越えた20卒の皆さん。新しい部署での今後の活躍に期待です。