PERSONベルフェイスの人

2020.11.12

データで価値を生み出す セールスデータを誰でも扱えるデータ基盤構築を目指して

  • ♯インタビュー
  • ♯エンジニアリング

 チームで売上を最大化する国内No.1のオンライン営業システム『bellFace』には、他のサービスではなかなか収集出来ないセールスデータが蓄積されています。そして、この独自のセールスデータを通じて、新たな価値創造を目指すエンジニアメンバーが集まりつつあります。

 今回は、ベルフェイスのデータ分析基盤の構築および運用を担当するプロダクトグループ プロダクト企画室 データ基盤ユニット リーダーの小松さんに、「なぜ、興味がなかったセールステックで働くことを選んだのか?」「ベルフェイスで扱うデータにはどのような魅力があるのか?」を中心に、お話を伺いました。

 

データエンジニアとして、自分が解決したい課題を解決するために

ー ベルフェイス入社前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

小松

 私は2020年3月にベルフェイスに入社したのですが、最初は、独立系SIerでエンジニアとしてキャリアをスタートして、8年ほど前から分析業務などデータエンジニアとしての業務に携わっています。

 前職では、モビリティ分野における様々なデータ分析関連業務を担当していました。そこでは、データ基盤の構築や分析、実証実験のシミュレーションなどを行っていました。

 また、R&D部門に所属していたこともあり、需要予測システムの研究開発など多岐にわたる経験を積ませてもらいましたね。

ー お話を伺っていると順風満帆に聞こえるのですが、なぜ転職を考えられたのでしょうか?

小松

 前職では、「移動で人を幸せに。」というビジョンのもとの、ストレスのない移動体験や社会の実現を目指しており、入社した理由はこの考えに共感したことにあり、今でもそれは変わりありません。

 しかし、一方で分析を行ったりヒアリングを進めていくなかで、移動したくてもできない人や移動する必要がないケースが多数存在することを感じ、こちらの方々へのアプローチの方が重要なのではと考えるようになりました。

 特に、私は地方出身であり高齢の家族もいることから、地方における課題感は身近に感じる機会が多くあります。そこから、より自分が感じた課題に貢献できる企業に転職をしようと決めました。

 

ベルフェイスへの入社を決めた3つの魅力

ー なるほど。その中でもベルフェイスを選んだ理由はどこにあるのでしょうか?

小松

 正直なところ、転職活動においてヘルステック系を中心に最初は考えていて、セールステックはまったく考えていませんでした。笑 

 軸としては、社会的意義があり、地方にいてもサービスを利用できることをメインに考えていたのですが、あるエージェントさんから「ベルフェイスは面白いと思うので、ぜひ」と紹介してもらったことがきっかけで、応募したことを覚えています。

 そこから、ベルフェイスへの転職を決意するわけですが、お話をしていくなかで3つの魅力を強く感じました。

① 事業の魅力

 移動しなくてもよい人や移動できない人の需要を直接的に満たすことができ、移動がなくなることによって余剰時間が生まれる。加えて、生産性の向上やプライベートの充実、地方で親の介護をしながら働くといった雇用創出にもつながるという素晴らしいサービスを提供していること。

② データの面白さ

 営業というこれまで可視化されにくかった部分に踏み込んでいくというワクワク感。さらに、これまで扱ったことがない音声データやテキストデータを分析することによってどんな新しいことが見えてくるのかについても興味を持ちました。

③ 働き方

 フルリモートで働けるので格段に効率性と自由度が高まると考えています。また、そのようなサービスを提供しているからというのもありますが、このような働き方ができる会社は少ないのではないでしょうか。

 最終的に、この3つの観点からベルフェイスで働くことを決めました。

 

多様性とボリュームのあるセールスデータを誰もが容易に活用できるデータ基盤を

ー 現在はデータエンジニアとして、どのような業務に携わっていらっしゃるのでしょうか?

小松

 私はプロダクトグループ プロダクト企画室に現在所属しています。特に、プロダクト企画室は「プロダクトの価値を最大限に高める」ことを目指しており、セールスデータを活用した新機能の開発やPoCなどを推進しています。

 直近でプレスリリースを出した「コミュニケーション比較機能」も、プロダクト企画室がメインで機能開発に携わっていました。

 

▲コミュニケーション比較機能イメージ

 その中で、私がメインに担当している業務はデータ分析基盤の構築と運用です。『bellFace』のサービスは常に新機能の追加や機能改善を通じて進化しているので、その変化にあわせて分析基盤を調整したり、外部サービスとのデータ連携の組み込みを実施したりしています。

 他にも、PoCユニットの分析環境の管理やサポート機能の提供などを行っています。

ー なるほど、データ基盤はどのように構築されていらっしゃるのでしょうか?

小松

 利用しているデータは『bellFace』の活用データや外部データなど様々です。

 これらのデータを、AWSやGCPのマルチクラウド環境でワークフローを構築し、最終的にBigQueryにデータを集約します。そこから、集約されたデータを利用用途に合わせてデータマートを作成することで、誰でも簡単にアクセスしてデータ活用をしやすいデータ基盤を目指しています。

 また、ベルフェイスにはビジネスサイドのデータ基盤の構築や管理を行っているビジネスイネーブルメントチーム(通称:ビジブル)がありますが、ビジブルチームとも連携しています。

ーこのようにデータ基盤が整備されているのは凄いですね!

小松

 ありがとうございます。とはいえ、ベルフェイスのデータ基盤は改善の余地が多々あります。

 例えば、今後データサイエンティストの方が増えていくと、分析内容、特に機械学習の活用において用意するデータや環境の最適化、その後の製品化への繋ぎ込みなど、ML Opsを推進していく必要が出てくると考えています。

 チームの生産性向上を実現するために、オペレーションを効率化することで先手を打っていきたいですね。

ー ご自身の仕事について、どのような魅力を感じていらっしゃいますか?

小松

 個人的には、これまでほとんど活用されてこなかったセールスデータを分析することで、顧客だけでなく社会にも大きなインパクトを与えることができると考えています。なので、これらのデータを誰でも活用できる形に落とし込む業務はやりがいを感じますね。

 また、一般的にはエンジニアがアクセスできるデータはサービスログが一般的だと思いますが、『bellFace』では画像データや音声データも扱うことが可能です。これらの独自のデータを組み合わせて、サービスの価値を高めることは他の環境にはない魅力なのかなと感じます。

 加えて、データエンジニアという職種は市場ニーズが今後高まっていくと考えていますので、多様性とボリュームがあるデータを扱えるベルフェイスでキャリアを積めるのは恵まれていると思っています。

 

新奇性の高いデータを使って、チャレンジできる環境がベルフェイスにはある

ー ちなみに、入社前後でギャップなどは感じましたか?

小松

 入社前は、リモートだけでのコミュニケーションに少し不安を感じていました。ですが、オンライン会議やSlackで充分に連携ができていますし、業務を円滑に進められているので杞憂に終わりましたね。

 また、ベンチャーということもあり、コーポレート部門はこれから整備していく段階なのだろうと想定していましたが、びっくりするほど整備されていると感じます。笑

 入社時のオンボーディング研修もそうですし、各種制度設計やそれらの進め方、システムの選定や導入がスピーディかつ高いクオリティで実行されていて驚きました。

 安心して働くという意味で、これらの制度が整っているのは本当にありがたいです。

ー 働く環境という観点で、チームにはどのような魅力があるのでしょうか?

小松

 ベンチャーなので、少人数で効率的に開発や運用を行う必要がありますが、それだけ裁量も大きいと感じます。例えば、新しいサービスの導入も、検証しながらではありますが、活用していくスタンスが強いです。

 加えて、改善を繰り返しながらスキルアップできる環境です。これまで利用してきた技術に固執せず、固定概念を捨てて新しい技術にチャレンジする意識を持つことを心がけています。

 この意識はチームの皆さんにもそうあって欲しいと思いっています。

ー チャレンジする意識、大事ですよね。

小松

 ですね。将来を考えると、今よりもクラウドネイティブな開発が主流になるでしょうし、データを扱うことも普遍的になると思われます。

そう考えると、ベルフェイスの”チャレンジが許容される文化”と”セールスデータの新奇性”はキャリアプランにも良い影響があると感じています。

 

有意義なデータをタイムリーに提供できる仕組みの実現を目指して

ー 今後はベルフェイスでどのようなバリューを発揮したいとお考えですか?

小松

 セールスデータが価値を創出できるように、質の高いデータを誰でも簡易に使える状態を維持することが私がやるべきことだと考えています。

 これを実現するためには、取得するデータの種類やデータの取得タイミング、どのようなフォーマットでデータを保持するかなど、様々な要素の組み合わせを考慮して運用していくことが大切です。

 これらを踏まえて、ニーズに応じて有意義な情報をタイムリーに提供できる仕組みづくりにフォーカスしたいなと思います。

ー 具体的には、どのようなことに取り組まれるのでしょうか?

小松

 まずは、現状のデータ基盤をより運用しやすくリファクタリングしようと考えています。今の基盤は柔軟性は申し分ないのですが、メンテナンスという観点では課題が残っています。

 そこで、必要な要件を再整理し、よりシンプルな形にすることで安定性および運用効率性を高めることを狙っています。

 さらに、現在3時間毎に更新している時間を短縮し、よりリアルタイムに近い形で情報にアクセスできるようにしたいと考えています。

 いずれにせよ、今よりも価値の高いデータを提供することを目指したいなと。

ー 最後に、どのような人と一緒に働きたいでしょうか?

小松

 現状に満足することなくより良いものを求め、自ら行動できる人であれば満足がいく環境だと思いますし、そのような人であれば一緒にベルフェイスの価値を高めていけると感じます。逆にそうでない人にとっては難しい環境だとも感じます。

 理想を追い求める自律的な人と一緒に仕事をしたいですね!

ー 小松さん、お忙しいところありがとうございました!