2018.05.09

濃密な日々を送るために大切な「一緒に働く“人”」の重要性

こんにちは!ベルフェイス人事責任者の西島です。今回は役員の一人であり、プロダクトマネージャーである吉本にインタビューしてきました。

前編では、吉本がスタートアップに飛び込むまでの経緯とその決心の理由を話してもらいました。

後編では、飛び込んでからの怒涛の毎日とこれからを語ってもらいます。


 

25歳で数々の業務を経験、29歳で再度転職

ー 具体的に転職したスタートアップに転職してからは、どのような働き方をしていたのですか? 

広告代理店から飛び込んだディーノシステムで、最初は営業として働いていました。当時は社長の声を発信する動画メディア「社長.tv」を運営していたので、規模問わず色々な会社に出稿の営業や、代理店開拓などに奔走していました。

それから1~2年で、会社のステージに合わせ、その時々に注力すべき領域として、営業、営業管理、人材事業立ち上げ、数千社の顧客に対するCS(カスタマーサクセス)、月最大400本の動画を制作する制作部門の統括、全国70社ほどの代理店支援部門の統括など多岐に渡る業務を経験しました。

前職よりも質量ともに圧倒的に働いていましたが、毎日がすごく楽しかった。もしかすると、感覚が麻痺していたのかもしれません。ただそのくらい、仕事を通じて本当に様々な学びがある濃密な日々でした。

結局、2社目のディーノシステムには4年間在籍します。辞める決断をしたのは、私の入社した大きな理由の一つでもある社長・中島の退任がきっかけでした。カリスマ性があって一緒に働いていて楽しい人と共に働きたかったので、すぐ転職を考えるようになります。

ただ、他の組織で自分が働くイメージが全く沸かなかった。「社長.tv」で数百社もの企業の社長に話を聞いてきましたが、心から「ここで働きたい」と思える会社はありませんでした。そんな悶々とした数日間を過ごしていた時、中島から「起業するから一緒にやらないか?」と誘われたんです。二つ返事で「お願いします」と答えました。


 

一緒に働く“人”が最も重要

ー 即答だったのですね。なぜそこまでの意思決定を簡単にできたのですか?

決めてはやはり、社長でした。事業の構想自体も面白かったですが、プロダクトもなかったので「何をするか」で判断することはできません。ビジョナリーに会社のプロダクトの未来を語っている社長の姿を見て、やっぱりこの人についていきたいと思ったんです。

この人が言うなら本当にそうなるだろうと根拠のない確信もありましたし、不思議と「彼が言っている未来を創ってあげたい」とも思いました。あと、ディーノシステムの時に社長頼みすぎて負担をかけてしまっていたので、今度は負担をかけすぎずむしろ、その負担を取り除き、社長が自由に羽ばたけるように、事業立ち上げメンバーとしてしっかりやっていきたい想いも強かったです。

新しい会社の構想は、「社長.tv」にきっかけがあります。当時は全国の企業を対象にしていたため、全ての会社に足を運ぶわけも行かず、どうにかオンラインでのやりとりができないだろうかと考えていましたが、既存のWeb会議システム含め、オンラインコミュニケーションツールは全て、「相手に面倒を強いる」仕様になっていたため、実際問題「使えない」ということが多々あり、困っていました。

このような困りごとは、実は他の会社で営業活動をする際にも同じ悩みを抱えているのではないか。離れている場所にいる企業でも、電話とウェブでより簡単に、かつ訪問する以上のコミュニケーションを取ることができるようになれば、多くのセールス、カスタマーサクセス部門の在り方は大きく変わっていくのではないか、もっと顧客に向き合うことができるようになるのではないか、そう考えて、オンラインコミュニケーションツールの開発に至りました。会社創業当初、私のミッションは社長がやること以外全てを推進することでした。

私たちの悩みが起点だったので、まずは実体験として想定できる課題を解決するための機能実装から、コールセンターへのヒアリング、他社営業部門のヒアリングなどを積み重ね徹底して改善を繰り返していきました。

当初の評判は上々だったのですが、導入時の技術的ハードルが少し高かった。当時、ベルフェイスのミッションであった「ビジネスの可能性を無限大にする」ことをまずは3年で、と考えていたので、このままだと全く達成できない、とすぐに危機感を感じました。技術的ハードルを超えることができた一部の企業にだけ使われるプロダクトでは自分たちがやる意味が全くない、もっと敷居は下げるべきだ、そう考え、余計なものは削ぎ落としシンプルにしていきました。もちろん、今も日々改善していっていますが、当時の思い切った取捨選択が無ければ今のベルフェイスは無かったと考えています。


 

健全な衝突が健全な組織を築く

ー 今後の展望を聞かせてください!

今後の展望として、私はやっぱり会社が掲げているビジョン、そしてミッションの達成に対して、正しい意思決定を粛々としていくだけだと思っています。

中島はアイディアマンタイプで負けず嫌いなので、どんどん言いたいことは言ってくるし1回否定されたくらいじゃ絶対に諦めない頑固な人(笑)。ただ、彼の言っていることが常に100%正しいとは限らないので、会社のビジョン、ミッションを達成するためには時に主張に対して真っ向から反対し、衝突することも大切だと思っています。ただ、その過程を経て出てきたアイディアはやはり“抜群に面白い” 。そのために健全な衝突と議論を起こすことが、私の仕事かもしれません。

自分自身も当然完璧などではく、優れた部分もあるし欠落している部分もあります。それを小さな組織で相互補完しあえて、結果としてすぐ目に見えやすいのがスタートアップの面白いところであり、今のベルフェイスの強みでもあります。

現在は取締役、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、それぞれの役割を担わせてもらっていますが、当然それぞれ全く属性の異なる領域ですので、1つ1つを強化していく、という視点でも一緒に考え、一緒に動いていける、もちろん任せることもできる仲間が必要だと考えています。

また、プロダクト事業部に限らず、自ら考え、メンバー間でディスカッションをしながら前進していくことができる、また様々な変化を心から楽しむことができる、そんな価値観の人と出会えると非常に嬉しいですね。ぜひ一緒に世の中の新たな常識をつくっていきましょう。

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