PERSONベルフェイスの人

2020.08.07

キャリアを認めてもらえなかった時の悔しさ。過去の自分と同じように苦しむ人を開放する。

  • ♯インタビュー

「学歴」「年齢」「キャリアブランク」

そういった理由で、転職活動が上手くいかなかったという話を一度は皆さん聞いた事があるのではないでしょうか。

私自身、学歴が理由で転職が中々上手くいかず、悔しい思いをしました。

「どうして”私”を見てくれないんだろう。」そう思った事は何度もあります。

今回は「ライフスタイルに縛られない、「個性」を活かした採用と働き方」について、愛知県からフルリモートワークをされている、インサイドセールスチーム 岡崎 莉絵(おかざき りえ)さんと、HRチーム中途採用ユニット リーダーの増尾 仁美(ますお ひとみ)さんにお話を伺いました。

家族の為、自分の為にも、これまでのキャリアを活かせる仕事をしたかった

ーーベルフェイスに入社される前のキャリアについて教えて下さい。

岡崎:ベルフェイスに入社する前は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(以下リクルート)のゼクシィという結婚情報誌を取り扱う部署で、東海エリアで法人営業をやっていました。当時の私はまさに「OLD営業」でしたね。

生活のサイクルは、朝5時起きで子どもの世話をし、2時間かけて職場に通い、夕方4時になったら2時間かけて帰宅。その後子どもを寝かしつけ、それから残った仕事を行う、と言う感じでしたね。仕事も家庭も両方大切で、大好きで、どうしてもどちらかを諦める事はしたくなかったんです。

けれど、やっぱり、こんな生活は長く続けるのには限界で、転職を決意しました。

転職先は、自宅から車で10分程行ったところの人材派遣会社で採用と営業管理、そしてシステム導入など……他にも色々やってましたね。

所謂、会社の「なんでも屋さん」をしていました。

ただ、リクルート時代から比べると、年収も1/3まで下がり、私のこれまでのリクルートで頑張っていたキャリアってなんだったんだろう、と思いはじめ、そこからの転職を考えはじめました。

ーーそんな中、東京の企業であるベルフェイスを受けようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?

岡崎:年収も大きく下がり、やりたい仕事も充分にできない、という状況が凄く悔しかったんですよね。でも子どもの送り迎えや授業参観にも行ってあげたい、子どものことを守りながら仕事を頑張りたいと思ったら、名古屋の企業は軒並みダメだったんです。

子どもがいる、キャリアにブランクがあるというだけで、私の履歴書は箸にも棒にもかからなかった。正直、悲しくなっちゃいましたね。

そんな中、友人に「インサイドセールスとか良いんじゃないの?」と言われて、色々調べている内にベルフェイスが出てきたので、受けてみたというのが経緯です。

東京の企業でしたが、「とりあえず受けてみよう」みたいな。当時は必死でした。

▲今回はオンラインでインタビューを行いました!

学歴や年齢、生活環境が理由で活躍できない世の中に疑問

ーー増尾さんが最初に面談をした時、岡崎さんの第一印象はどんな感じでしたか?

増尾:私は前職で法人企業の採用支援をしていましたが、企業の中には「大学を出ている人じゃないと採用しない」「40歳を越えている人は採用しない」「時短は採用しない」「子どもがいるから採用しない」という事が普通にありました。

どれだけ優秀なキャリアを築いていたとしても、そういった学歴や年齢、生活環境が理由で不採用になってしまう人を沢山見てきたんです。

また、個人に合わせた働き方を提供するというより、個人が会社に合わせて働くような会社が世の中の大半だと思います。

私の周りにもこれまで、「子どもも育てたい、仕事も大好き、でも家族を持つ中であの働き方では続けることはできない」と泣く泣くキャリアを諦めていくハイパフォーマーな女性を沢山見てきました。

それを見て、「どうしてなんだろう」「なぜ、人の個性を活かす仕組みが作れないんだろう」とモヤモヤをずっと感じていたんですよね。

そんなバックグラウンドがあったので、岡崎さんに出会った時、その時の事を思い出しました。

岡崎:一番はじめの増尾さんとの面談では、増尾さんのそんな経験も話してくれて、私の当時の状況も真摯に受けとめてくれたんですよ。

増尾:書類選考の時点で「あ、この人絶対採用したい!」と思ったんです!

営業としてのキャリアがしっかりあり、リクルート時代にも表彰され、実力が認められているという事実がある。

凄く優秀な方なのに、もったいないなと思ったんです。

こういう人がベルフェイスに来てほしい、とも思った。

「ライフスタイルや年齢などが理由で力を発揮できない社会」に疑問を持っていたので、絶対岡崎さんを採用しようと思いました。

▲増尾さんは、ライフデザインのワークショップもプライベートで精力的に行なっています。

仕事に真剣に向き合ってきたからこその、現状への「悔しさ」

ーー岡崎さんと増尾さんが面談した時のお話しを詳しく聞いてもいいですか?

増尾:岡崎さんと面談した時に、岡崎さん、「悔しい」って言っていたんです。「悔しい」って仕事をそれまでしっかりやっている人間からしか出てこないと思うんですよね。

岡崎さんの職務経歴書には、生き方とか、彼女が考える「仕事の在り方」が出ているなと思いました。

そして、現在転職活動中であること、その転職活動が全く上手くいかず、苦しんでいる事を打ち明けてくれたんです。

岡崎:当時、履歴書や職務経歴書を30社くらいに出していたんです。でもベルフェイスと、もう一社以外は本当に相手にしてもらえなかった。

書類や面接の時に「子どもがいる」と言った時点で落とされる事もありました。本当に悔しかったし、悲しかったですね。

増尾:当時、岡崎さん、こんなに元気じゃなかったんですよ。凄く弱っていた。自分に自信もなくなってしまっていた。

岡崎さんは今までのキャリアもしっかり積まれていてたので、絶対に上層部に一度面接してもらおうと思ったんです。

岡崎:私、当時の面談後のメモがまだ残ってるんですよ。スマホに。

「私も諦めてほしくない。私達で岡崎さんみたいに苦しんでいる人でもキャリアを続けられるようにしていきたい。」と言ってくれたんです。

主語が「私達」だったんですよね。その「私達」の中に入りたいって気持ちになったんです。

当時はそんな言葉をかけてくれる人がいなかったので、本当に嬉しかったですね。

生き生きと働けている今、「自分は活躍できている」と実感

ーー当時、ベルフェイスには現在の岡崎さんのように、インサイドセールスでフルリモートワークの方っていらっしゃったんでしょうか?

増尾:当時はいなかったです。岡崎さんが第一号ですね。

最初、岡崎さんは、カスタマーサクセス希望だったんです。でも当時は前例がなかったというのもあり、書類上では「うーん…….」と首を捻っていたのが、現在のカスタマーサクセスGMの小林泰己さん。

でも、実際に小林さんが岡崎さんに会った後に、岡崎さんのキャリアや現状を理解してくださり、色々な人に働きかけてくれたんです。

「凄く優秀だから何とかできないか」とGMの会議でも言ってくれたんですよ。

岡崎:小林さんとの面接の後に、「インサイドセールスはどう?」と提案されました。

「やりたいことができるか」というよりは「何のために私は働くのか」という部分を真剣に考えた時に、私みたいに苦しんでる人が世の中には沢山いて、そういう人や、そうなってしまう仕組みを無くしていく事が私のやりたい事だと思ったので、その話を面接でしましたね。

前例がないけど、それを叶えるとしたらベルフェイスしかないですよね、という話もしました。

ーー実際にベルフェイスに入社して、いかがでしょうか?

岡崎:ベルフェイスに入ってからは自分が活躍できている気がします。まだまだこれからですけど。

インサイドセールスチームの場合、全ての業務や成績が数値管理されているので、自分が成果を出したらそれが全員に伝わりますし、誰かが成果をだしたら私にも伝わってくるので、称えることができる。

そして、成果が出た理由や経緯も日報やミーティングを通して言語化する機会もあります。

社内に向けて、そのように自分がやっている事を言語化して発信し続けることによって、「私、こんなに生き生きと働いている!」というのも体感することができますし、改善しなければいけないところはメンバーと一緒に考えて改善をすることができる。

本当に充実していると思います。

増尾:「もっとやれやれー!」って感じで私も岡崎さんのこと応援しています。弱っていた頃と比べると本当に生き生きと働いてる。

▲東京のWeWorkにきた時の岡崎さん。インサイドセールスのメンバーと。

誰もが持っている「強み」を活かせる、組織や社会作りへ

ーーお二人に伺います!今後はどんな事に挑戦していきたいですか?

岡崎:「ママ」というカテゴリは早めに無くしたいと思っています。

「ママ」とカテゴライズされることに違和感があるんですよね。そのカテゴリを無くして、みんなと同じスタートラインに立ちたいと思っています。

どうしても夜のミーティングは録画で追ったりするので、分けざるを得ない状況もありますけど。

じゃあそのカテゴリを外す為に私ができる事って何か、と考えた時に、私は文章が書くのが好きなので、

noteを書いているのですが、言葉を使って人に伝えたり、寄り添ったりしていく事ができるんじゃないかと思っています。

なので、まず自分が「ママとか関係なく活躍できる」というロールモデルをインサイドセールスで作り、それを言葉を使って社内にも社外にも発信していきたいです。

きっと以前の私のように苦しんだり、悔しい思いをしている人は世の中に沢山いる。そんな人達に「私みたいな人でもベンチャー企業で楽しく働けるんだよ」と自分の経験を元に伝えていきたいですね

増尾:私個人の考えですが、強みと弱みっていうのは極論なくて、それはその人の特性や特徴だと思っています。

自分が弱点と思っていたことが、実は、その特徴や特性が、誰かの助けになることもあるんです。相互補完の関係ですね。それがチームだと考えます。ベルフェイスではそんなシーンを体感する事が沢山あります。

同じような人が集まっても変化や世の中のニーズに追い付けない。これからの世の中はそんなに簡単じゃない。色々な方がいると、色々な視点も生まれるし、良いサービスが生れるスピードも加速する、と考えています。

以前の岡崎さんの様に、「もっとやれるのに!」と思っているのに、世の中の仕組み上、その強みも経験も活かせずに苦しんでいる人達が世の中にいるのは事実です。

そんな人達にベルフェイスに来て、挑戦し続けて欲しいですね。

ーーありがとうございました!!

最後に

増尾さんがおっしゃっていたように「悔しい」という言葉は、それまで仕事をしっかりしてきた人だからこそ、自分のやってきた事に責任とプライドを持ってきたからこそ出てくる言葉なのだと、その時改めて思いました。

現在岡崎さんは、本当に生き生きと働いていると私も感じています。

過去の岡崎さんのように苦しい思いをしてきた人達が活躍できるような社会を目指す岡崎さんと増尾さんお二人の活動を応援していきたいと同時に、「私には何ができるか」を考えるきっかけとなりました。