皆さんは『bellFace』のレコログ機能をご存知でしょうか? これは、実際の商談を録音/録画し、その内容を文字に起こして可視化をすることで、チームの売上を最大化することを目指した機能です。
しかし、営業をデータ化/分析し、売上の最大化を目指すことは、イメージがつきにくい方もいると思います。
今回はレコログ機能がなぜ生まれたのか、そしてどんな効果をもたらすのかを、レコログ機能に特化した業務を行うインターン生とのインタビューと併せてお届けします。
営業組織を強くするためのプロダクト
『bellFace』に対してオンライン商談ツールというイメージを持っている方も多いと思いますが、単なるコミュニケーションツールではなく、営業に特化する中で、成果を上げることができる強い営業組織を目指しています。
そんな中で、組織を強くするためには、メンバーの営業の質を底上げし、再現性を高めることが必要です。このような観点からレコログ機能は誕生しました。
レコログには、商談の会話をキーワード検索をすることができる会話検索機能や、
どのような話をどのくらいの割合でしたのか、全体の何割を自分が話していたのか、発言した金額、感謝の言葉の発言回数など自分の商談の傾向を振り返ったり、他の人の商談と比べることができるコミュニケーション比較機能が備わっています。
ベルフェイス社内では、自分自身で商談の振り返りを行ったり、商談の動画を社内のメンバーに共有してフィードバックをもらうことで、自身の商談を多方面から分析するなど、営業の質の向上を図っています。
また、提案する業界に合わせて、その成功事例を事前に閲覧したり、事前に質問されそうなことをリストアップして、言い回しを学ぶなど、他の人の営業から学ぶことも可能です。
加えて、会話の内容をデータ化することで、お客様からの競合企業の評判や自社の製品の所感など、サービスやプロダクトを取り巻く環境を把握することにも繋がります。
’’営業教材の宝庫’’、それがレコログ
現在ベルフェイスでは、21卒の内定者で、レコログの分析業務を行っています。今回は内定者の尾崎隼大(おざき はやた)さん、渡利勇哉(わたり ゆうや)さん、山内隆人(やまうち たかと)さんに、業務内容やレコログを分析し続けて分かったことについてお話しを伺いました。
ー 皆さんの業務内容を教えて下さい
尾崎さん:
僕たちはセールスイネーブルメントチームに所属し、『bellFace』をご提案している商談のレコログを分析しています。
具体的には、話してる時間を計測し、商談の内容を10項目に分類して、それぞれの項目に対して何分くらい話していたかなどを分析します。
渡利さん:
分類する項目には、接続性やレコログなどの主要機能のアピールポイントや、他社での事例、ヒアリングなどがあり、レコログで自動で文字起こしされた部分を参考にしながら分類をしています。
ーこのインターンでレコログ機能を実際に触ってみて感じたことはありますか?
山内さん:
営業というものを全くやったことがなかったので、雰囲気や言い回しを知ることができ、自分が営業をするイメージがつきました。
また、営業に対して「商品を無理やり売り込む」というイメージがあったのも事実です。
しかし、『bellFace』はSaaS系のプロダクトということもあり、『bellFace』を使用してきちんと売上を最大化することができるかということを見越していることがすごく新鮮で、(営業に対して)とても前向きなイメージを抱くことができました。
渡利さん:
僕は、営業の数字や理論に対する解像度が上がりました。
というのも、今まで営業に関する本や、社内でのアップデート会(月に一度今後の方針を月に2回各部署から発表する場)の内容を聞いても、いまいちしっくりこないところがありました。
しかし、実際に営業をしなくても、レコログの分析業務データを見ていると、「いまはどういう業界にニーズがあるのか」や「『bellFace』のお客様から魅力的に見える部分」などを知ることができ、自分ごととして営業の理論や数字を捉えることができるようになりました。
尾崎さん:
僕も営業に対して前向きになれた部分が大きいです。
このインターンをする前は、営業をすることに対して不安もあったのですが、『bellFace』を提案している何千ものレコログを見ていると、「これだけ営業の教材があるから大丈夫!」と思えるようになりました。(実際に20卒の先輩がレコログを教材にしているというお話も聞いています。)
最後に
今回は営業を分析するレコログ機能とその効果についてお伝えしました。
少しでも『bellFace』のプロダクトに対しての理解が深まる内容となっていたら幸いです。