2022.02.28

「最小の労力で最大の成果を」顧客の成功につながるValueの体現とは【2021年度3Q 全社MVP】

 

 ベルフェイスの社員が最も大事にし、体現する6Values。

 「For Customer」「Focus」「Think Different」「First Move」「Be Honest」「For Friends」の6つからなる、私たちが「こんな人と一緒に働きたい」という基準でもあり、ベルフェイスのハイパフォーマーには欠かせない要素です。

 ▼ベルフェイス 6Values(コーポレートサイト)

 https://recruit.bell-face.com/culture/

 その6Valuesについて、ベルフェイスではクオーターに一回、最もバリュー体現をした人は誰か、全社員から投票を集めクオーターMVPの表彰をしています。

 今回は2021年度3Qにて全社MVPを受賞された若林さんのインタビューを実施しました。

 仕事に対する姿勢や『bellFace』というプロダクトに対する想いなど、バリュー体現者の考え方についてインタビューした内容となっておりますので、是非ご一読ください。

 

顧客の成功こそが社内評価につながる

まずはじめに若林さんの経歴を教えてください

若林さん

 前職は人材業界にて採用媒体の営業をしていました。2018年5月にベルフェイスへ参画して、オンボーディングチームの立ち上げを経験させていただきました。

 入社から3年間CSに在籍し、これまでに600社超のお客様のオンボーディングを担当させていただいています。

 また、2021年度よりSalesチームに異動後、主に既存大手のお客様の深耕営業に従事し、2021年10月からは新プロダクト「リモートコントロール機能」の拡販に注力しています。

 

ー 改めて、全社MVPを受賞された率直な感想を教えてください

若林さん

 全社会にて表彰されるんですが、ベルフェイスはフルリモート勤務なので受賞時も在宅だったんですよね。名前を呼ばれた時は「化粧しててよかった!部屋着じゃなくてよかった!!!」が最初の感想です笑。

 そんな冗談はさておき、お客様の成功にこだわり続けた姿勢や取り組みを評価してもらったことが、素直に嬉しかったです。また、お客様を向いて仕事をすればちゃんと見てもらえるんだなとも感じました。

 

ー 表彰を受けて、感謝を伝えたい方はいますか?

若林さん

 今回の受賞は、直近取り組んでいる新機能の拡販に関する成果を評価してもらったのですが、PoC企業の選定、打診、実施、本導入に至るまで多くの方にサポートいただいています。

 その中でも、技術的な課題を乗り越えてくれたプリセールスや開発メンバーの皆さん、また随所でフォローしてくれる上司、チームメンバーに感謝しています。

 そして何より、「リモートコントロール機能」の価値にご期待いただき、システムの改修や業務フローの変更等、様々な課題を乗り越えてPoCおよび本導入を決めてくださったお客様に対して、「いつも新しい世界観を一緒に作ってくださってありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えたいですね。

 

モットーは「最大の成果を、最小の労力で」

ー 普段から働く上で大切にしていることを教えてください

若林さん

 最小の労力で最大の成果を残すことです。もちろん最短の期間で進めるということも併せて。今年度は、大手企業様を担当させていただく機会も増え、より「チームで仕事をする、チームで成果を出す」ことを意識するようになりました。

 ベルフェイスには様々なバックグラウンドや強みを持ったメンバーがいます。そのため、私の得意領域と他のメンバーの得意領域を掛け合わせ、チームベルフェイスとしてお客様に向き合うことができ、様々な提案や新しい取り組みに繋げられています。

 結果として、これまで以上に価値提供ができるようになったと感じています。これは、6Valuesの『Think Different』と『Focus』に通じる部分だと考えています。

 また、より具体的に意識していることをまとめると、対お客様には「お客様の成功が我々の成功である」ということ、「お客様の成功を実現するために、自分/組織が何をすべきか」ということを意識して提案活動を行っています。

 一方で、対社内にはスムーズに「チームで仕事をする」ことができるように、「自チーム以外のメンバーの、業務内容や得意領域、職歴をある程度把握しておく」「いつでも依頼できる関係値を作っておく」「一緒にお仕事をしたメンバーにはベルチップ※で感謝を伝える」ということを意識してコミュニケーションを取るようにしています。

 ※ベルチップとは、バリュー体現をしたメンバーに対して、感謝や学びに関するコメントと共に1P=1円のポイントを送付できるベルフェイスの社内人事制度です。

 

ー 自チーム以外のメンバーを把握するために実施していることはありますか?

若林さん

 ちょっと引かれちゃうかもですが、新しく入社される方の自己紹介文や公開人事データには必ず目を通しています。どんな業界で、どんなことをされてきた方なのかを知っておきたくて。

 私は幅広い業種業界のお客様を担当させていただいてるので、その業界のドメイン知識を持っていることで貴重な意見をもらえることも多く、提案時の参考にさせていただいてます。

 コロナ禍以前は、週2,3日は出社して、他の社員の仕事内容や人となりもなんとなくわかっていましたし、よく飲みに行っていたので仕事の依頼もしやすかったんですよ。

 ただ、コロナ禍以降は、オフラインでのコミュニケーションが制限されてしまい、新しく入社された方々に対して人見知りをしてしまい、相談することが少なくなりました。

 振り返ってみるともっと上手くやれたな~と反省していまして、今はSlack上にてチーム外の方へ積極的にコミュニケーションを取りにいっています。

 加えて、もちろんリスペクトの気持ちを持った上でですが、コロナ流行直後の反省も踏まえ、社内のメンバーについては、お客様の課題を解決するためのリソースであると、ある意味割り切って考えるようにしています。

 特にプリセールスや開発メンバーは、私が持っていない技術的な知識をたくさん持っているので、積極的に相談や壁打ち、商談同席などをお願いしています。

 

営業パーソンのキャリアに変化を生み出したい

ー 営業目線で『bellFace』というプロダクトで実現したいことは何ですか?

若林さん

 期待値も込みになりますが2点あります。

 1点目は入社理由でもある「営業のブラックボックスを解放する」、いわゆる商談現場の可視化という部分をしっかりと解明したいです。その結果どんな世界が待っているのかと考えるとワクワクしますね。

 2点目はもっと営業パーソンが、時間・場所・身体的な制約から解放されて、自分が持っている可能性を最大限高められる世界にしたいと考えています。これは、私がセールスやCSといったお客様に向き合う仕事が大好きで、それをずっと続けていきたいという想いから派生した考えです。

 オンラインコミュニケーションが普及している今でも、営業パーソンが非同期で自立、成長し、目標達成できるまでに成長するには高い壁があります。さらに、商材特性やご提案先のお客様の環境等によって、まだまだ対面でなければ営業ができない業界もあります。

 そういった課題を持っているお客様に対して『bellFace』を提案することで、営業パーソンが時間や場所、体力などを理由にキャリアを諦めたり、プライベートを我慢したりしなくて済む世界になったら良いなと考えています。

 

ー 「営業のキャリア」そのものにも変化を作っていきたいんですね

若林さん

 そうですね。営業パーソンとして、そしてベルフェイスの社員として、私自身のキャリアも含め今まさに実現に向かって動いています。

 また『bellFace』というプロダクト自体、今後はさらにセールスバリューチェーンの領域でユースケースを拡充していき、セールスイネーブルメントプラットフォームへとステージを変えていく想定です。

 ※参照記事:CTOとCPO。 2つの顔を持つ取締役が作る 技術/プロダクト戦略の裏側

 https://bs.bell-face.com/2022/01/07/2022010701/

 プロダクトが進化することで、これまで以上にお客様の課題解決に繋がる提案が出来ることがとても嬉しいですし、ワクワクしています!

 

現場にも経営にも当事者意識を持つ

ー ご自身として今後挑戦したいことはありますか?

若林さん

 直近の目標としては、改めて『bellFace』がPMFするのを見届けたいなと考えています。それを実現させることが、私たちの役割だと思っています。

 また、これまでは営業一色のキャリアでしたが、今後は営業プラスαのスキル、経験を身に着けたいです。今後も営業は続けていきたいですが、マーケティング視点やマネジメント能力、また経営としての戦略的思考なども学びたいと考えています。

 

ー そう考えた背景を教えてください

若林さん

 新型コロナウイルスが流行し、世の中の働き方やコミュニケーションが一気に変わった際、ベルフェイスを取り巻く環境も大きく変わりました。

 当時オンボーディングチームにいた私は、誰よりも早くお客様や市場の異変に気づいていたのに、それを定量的なデータを用いて正しく経営にフィードバックをすることができなかったんです。もっと早く正確に現場の声を上げていれば、もう少し早く軌道修正ができていたかもしれない。とても悔しい思いをしました。

 当時を振り返ると、現場の異変を共有はすれど組織を動かすことはできず、せめて目の前のお客様を守ろうと必死になるあまり、入社直後のメンバーにとても高いレベルを要求するなど、今思えばチームにも大変な負担をかけてしまっていたと反省しています。

 自分のケイパビリティを拡げていくことで、結果としてお客様に還元できる価値も大きくなることに加え、組織やメンバーを強くすることに繋がるので、積極的に様々な経験を積んでいきたいと考えるようになりました。

 こうやってインタビューをされることで気づきましたが、私の仕事の原動力は「For Customer」かもしれません 笑。

 

市場とプロダクトのことを考え続けられる環境で働く

ー ベルフェイスの社員はどんな人が多いですか?

若林さん

 飲みに行っても仕事の話に熱中する人が多いと思います。もちろん良い意味です 笑。

 「もっとこうしていくと良くない?」みたいな話をしています 笑。

 また、市場(≒お客様)とプロダクトのことを考え続ける、考え抜く人たちが多いですし、今後ご入社される方たちにもそうであって欲しいなと思っています。営業はお客様のことだけ、エンジニアはプロダクトのことだけといった区切りをつけず、お客様とプロダクトを軸に組織全体でユースケースの創出に取り組める環境は有り難いなと感じますね。

 加えて、経営陣からもプロダクトドリブンな体制への移行を発信してもらっていますが、現場レベルからも体制変更や意識付けができる環境だと思います。

 

ー 最後に、ベルフェイスのビジネスサイドとして求められることを教えて下さい。

若林さん

 SaaSのビジネスサイド(Sales/CS問わず)として成果を出すためにはプロダクト領域に関する深い知見や経験を持っている必要があると考えています。『bellFace』は「営業領域のホリゾンタルなプロダクト」なので、様々な業界の営業組織に対してアプローチ、提案できるスキルや経験があると活躍しやすいのかな、と思います。

 でも一番は、ベルフェイスがこれから作りたい世界観にワクワクして、お客様の成功にコミットできる方と一緒にお仕事したいです!

 

ー 若林さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

この記事のタイトルとURLをコピーする「最小の労力で最大の成果を」顧客の成功につながるValueの体現とは【2021年度3Q 全社MVP】 https://bs.bell-face.com/2022/02/28/2022022801/
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena
  • Pocket
  • Line