2021.03.01

強い組織を目指すために ストレングスファインダーから見えた”ベルフェイスらしさ”とは?

 

社員それぞれの強みを活かすため、ベルフェイスでは創業時より「クリフトンストレングス(以下、ストレングスファインダー)」を導入しています。

しかし、業務においてストレングスファインダーをうまく活かせている人は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、CxO陣の資質から見るベルフェイスの特徴と、ストレングスファインダーを活用した強みの活かし方をまとめました。

 

強みを活かす組織をつくるための“ストレングスファインダー”

まずストレングスファインダーの概要をお伝えすると、米国ギャラップ社が開発した「才能発見」ツールであり、Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出される仕組みとなっています。

ストレングスファインダーにおける「才能」とは『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』を指します。

つまり、自分の思考や感情、行動などの「特徴」そのものが「才能=強みの元」ということです。

これらの才能を34の資質に分類し、その人の中で傾向が強い順番をストレングスファインダーの診断結果としています。

ただし、気をつけなければならないのが、資質そのものは中立的なものであるということです。

つまり、その人の使い方によって強みにもなれば弱みにもなります。

だからこそ、自分の資質をきちんと理解してうまく使えるようになることで、「弱み」をカバーし、「強み」を強化することができるのです。

 

ベルフェイスが創業当時からストレングス・ファインダーを取り入れている理由

いくつか理由はありますが、一番の理由はベルフェイスの組織コンセプトと合っているツールだからです。

私たちが考える最高の組織とは、「互いに刺激し合って最大の力を発揮できるチーム」であり、プロスポーツチームに近い発想で考えられています。

また、ストレングスファインダーは、さまざまな業種のハイパフォーマーと呼ばれる200万人に対してインタビューを実施し、ハイパフォーマーが持つ共通の資質をあぶり出したことが背景にあります。

だからこそ、数多くのアセスメントツールがある中で、ストレングスファインダーは「個々の才能を強みとして活かす」ことにフォーカスしたツールとなっています。

ベルフェイスが目指す組織コンセプトとマッチしているツールだからこそ、創業時から今でも利用し続けています。

 

ストレングスファインダーの傾向からみる「ベルフェイスらしさ」

 

現状の組織規模であれば、やはりトップが組織に与える影響はとても大きいと考えています。
また、意思決定を行う経営陣の資質には多様性があるほうが良いとも考えています。

なぜならば、異なる資質を持っているからこそ、多角的な視点で意思決定ができ、世の中の変化に柔軟に対応ができるためです。

多様な資質を持つCxO陣の、上位5つの資質から見えるベルフェイスらしさを探ってみました。

 

CEO中島さんとCTO/CPO山口さんの場合

代表の中島さんは、TOP5が戦略的思考力と影響力だけで構成されています。

かつて世界一周をしながらビジネスアイデアを200個以上考えた中島さんらしい資質と言えるかもしれません。

ベルフェイスは、まだオンライン営業が世に広まる前から市場を開拓し、事業を拡大させてきた会社なので、その先見性がまさに資質に現れているかと思います。

ただ、「戦略性」×「内省」×「着想」という組み合わせは、自分の頭の中で膨大な思考を巡らせてから答えを導き出す傾向があるので、周囲から見るとその過程が分かりにくく、突拍子もない事を言う人と思われがちです。

そのため、中島さんの頭の中を整理/翻訳して伝えることが得意な人と連携することで、中島さんの思想を社員にきちんと伝えることができます。

CTO/CPOの山口さんも1位が「戦略性」ですが、人間関係構築力の「個別化」と影響力の「活発性」がTOP5にあります。

この組み合わせは、「戦略性」を活かしながら筋道を立て、「個別化」と「活発性」を活かして適材適所に人を配置しつつ物事を素早く動かすことに長けています。

このように同じ資質を持っていても、資質の組み合わせによって強みの活かし方が変わることがあります。

 

COO西山さん、COO澤口さん、CFO土井さんの場合

西山さんは、上位に影響力の資質が多く集まっています。

特にコミュニケーションは「言葉で人を心を動かす」ことが得意な資質であり、プレゼンテーションや採用におけるアトラクトが得意な西山さんらしい資質です。

また、「アレンジ」は「要素を組み合わせて、効率的に成果を出す」資質です。会社のフェーズによって組織を最適化してきたのも、この資質が強みとして表れているからなのでしょう。

創業メンバーである中島さんと西山さんはお互いに無い資質を持ち合わせていますが、それぞれの強みを活かしながら経営してきたのがストレングスファインダーからも伝わります。

一方で、CFOの土井さんは、日本人に少ない資質がTOP5のほとんどを占めている珍しいタイプです。

「競争性」×「自己確信」×「指令性」と一見主張が強そうな資質が揃っていますが、これらを強みとして活かし、多様な株主やステークホルダーとのコミュニケーションの機微を捉えつつ、大規模な資金調達を積極的に推進しています。

一般的にコーポレートは会社の守りを担うイメージがありますが、常に「攻めのコーポレート」をテーマに掲げる土井さんらしい資質です。

また、澤口さんに対して「安心感・安定感」を感じるという声をメンバーからよく聞くのですが、これは資質の傾向としても現れています。

TOP5のうち3つが人間関係構築力で構成されており、澤口さんの人に対する誠実さが伝わってきます。

そして、「責任感」×「達成欲」の組み合わせは、組織課題を洗い出して「あるべき姿」を目指しつつも事業目標にコミットする、そんな揺るぎない推進力を発揮しているところにも現れていると感じます。

 

真のチームビルディングを実現するためにストレングスファインダーをどう活用するか

受検結果レポートの中に、個人ごとにカスタマイズされた資質の解説が載っています。

加えて、セルフコーチングができるような項目もありますので、改めて読み直してみてほしいです。もしかしたら、今悩んでいる問題へのヒントがそこに隠れているかもしれません。

またベルフェイス社内においては、新たな施策としてマネジメント層に向けたストレングスファインダーを活用したマネジメントに関するワークショップを行っています。

このような施策を継続していくことで、一人でも多くの社員にストレングスファインダーを身近なツールとして使いこなしてもらいたいです。

 

活用するうえで注意するポイント

冒頭にも記述したとおり、ストレングスファインダーはそれぞれが持つ才能を見出すツールであり、その見出した才能を活かせるかどうかは自分次第です。

ありがちな「あの人は◯◯の資質があるからこういう人だろう」などのレッテル貼りには決して使わず、対話をすることでお互いを理解することが重要だと考えています。

一方で、自分のことをわかっていないと、他人のことも理解できないのも事実です。

なので、チームビルディングを進めていくには、まずは自己理解から始めて、そこからチームメイトや上司を理解していくことが必須だと思います。

ただ、組織が急拡大する中で、じっくりと一人ひとりを理解していく時間を確保できない方も多いかと思います。

そこで、理解を促進するためのツールとして、ストレングスファインダーをうまく活用してもらえたら嬉しいです。

 

 

<あとがき>

 ベルフェイスでは、入社した人たち全員が、それぞれの強みや個性を活かして活躍できるような組織を目指しています。

 このようなカルチャーに共感していただける方は、是非ご応募をお待ちしております!

※採用サイトはこちら

※エンジニア/プロダクト開発向けサイトはこちら

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